逃げるな行軍不能

主語の助詞「は」「が」の違い

主語には「は」「が」を助詞として添えますが、どちらをつければいいのか難しいところがあります。

実は「は」と「が」の使い分けについてはっきりとした根拠はないのですが、一般的に使われている方法を紹介します。

1.「が」で主語を強調する

「私は東京に行きます」というよりも「私が東京に行きます」というと意味合いを強調するような形になります。「彼が間違いました」「あなたがぶつかってきました」も同様です。

誰かに何かを質問されたときは、主語を強調するために「が」を使うといいでしょう。

2.新しい情報を示すときに「が」を使う

「3年ぶりにいとこが自宅に帰ったみたいです」

この場合は、ひさびさにいとこが自宅に帰省したという希少性の高い情報(新しい情報)を表現しています。そのため、「が」を使って強調するのです。

よくある失敗としては、「は」もしくは「が」が連続してしまい、読みにくい文章になってしまうことがあります。

「私が作った料理はナポリタンですが、そうは見えないと言われ……」

この場合は「が」が多すぎます。なので、

「私の作った料理はナポリタンですが、そうは見えないと言われ……」

このように書き換えるとスッキリします。

同じ助詞が連続しないように注意する

よくライティングでありがちなミスに、同じ助詞の連続があります。

「明日の飲み会の参加者の人数はかなり多いです」

この文章の場合、「の」が何度も連続しています。文法が間違っているわけではないのですが、どうも違和感が残ります。

なので、同じ助詞の連続は2回までに抑えましょう。

紹介した文章はこんな形に変更できます。

「明日の飲み会参加者はかなり人数がいます」
「明日開催される飲み会の参加人数はかなり多いです」
「明日の飲み会に参加する人の人数はかなり多いです」

ほかにも、「に」や「も」も連続しやすい文章となります。

「私も釣りも好きです」

この場合は、どちらかの「も」を変更します。前後の文章に合わせてカスタマイズしましょう。

「私は釣りも好きです」
「私も釣りが好きです」

こんな形です。

メリハリのある文章を書こう

ビジネス文書は、どうしてもメリハリのない文章になりがちです。そういう文は内容がちゃんと書かれていても、読んでいてぐったりします。

文章が単調になる原因は、同じ語尾が続くことにあります。

こんな分を考えてください。

「私は●●という名前です。
北海道出身です。
現在の住まいは千葉県です。
所属しているのはテニスサークルです。
アルバイトは塾講師です」

こんな具合に「です」ばかり続くと、かなり単調な文章に感じます。

メリハリをつけるには、まず第一に語尾を違うものにすることを心がけるとよいです。

具体的にはこのあたりです。

1.なるべく同じ語尾を連続させない
2.主語を変えて述語を変化させる
3.体言止めを使う
4.短い分を合体させる

このような点に注意すると、メリハリがある文章になりやすいです。

先ほどの文章にあてはめると、

「私は●●という名前で、北海道から来ました。
今の住まいは千葉県です。。
テニスサークルに所属しており、塾講師のアルバイトをしています」

どうでしょうか?かなり読みやすい文章になると思います。

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